
英語の勉強を始めようかな。
でも何から?有名なTOEICってどんなテストなの?
TOEICとは?
TOEICはTest of English for International Communicationの略で、英語力を測る試験のことです。
読み方はトーイックです。
TOEICには5種類のテストがある

そんなにあるの?
- TOEIC Listening&Reading test(税込6,490円)
- TOEIC Speaking&Writing tests(税込10,450円)
- TOEIC Speaking test(税込6,490円)
- TOEIC Bridge Listening&Reading tests(税込4,950円)
- TOEIC Bridge Speaking&Writing tests(税込9,350円)
※追加申込期間の受験料は異なります。
TOEIC Listening&Reading test
リスニング(495点)とリーディング(495点)の合計990点満点のテストです。
「TOEIC」と言ったら、一般的にはこちらのことを指します。
よく「就活・転職でTOEICのスコアが有利」と聞くと思いますが、このTOEICとはほとんどの場合TOEIC L&Rのスコアです。
試験はリスニングから始まります。全部で100問、時間は45分です。
リーディングは短文穴埋めが30問、長文穴埋めが16問、最後が長文で54問あります。
TOEIC Speaking&Writing tests
スピーキング(200点)とライティング(200点)の合計400点満点のテストです。
Speaking Testは11問・約20分、Writing Testは8問・約60分で、試験会場でパソコンを使用して受験します。
TOEIC Speaking test
上記のSpeaking&Writing testsのスピーキング(20分)のみのテストです。
スピーキングもライティングも対策をかなり綿密にしておく必要があり、はじめての人にとって両方対策をするのは大変です。「これから英語を使えるようになりたいから受験してみよう」と思っている人はまずこちらのスピーキングのみのテストにチャレンジするのがおすすめです。
TOEIC Bridge Listening&Reading tests
初級~中級者向けのテストです。
英語を始めたばかりの中学生や、いきなりTOEICを受けるのは不安という人向けです。
リスニング(25分)50問、リーディング(35分)50問。
1問1点の100点満点です。
TOEIC Bridge Speaking&Writing tests
こちらも初級から中級者向け。
スピーキング(15分)8問、ライティング(37分)9問で構成されています。
※TOEIC Bridgeは2種類とも2019年6月にリニューアルされています。
メリット・デメリット
メリット
- 客観的な英語能力を知ることができる
- 昇進や就職に有利となる場合がある
- 点数化されていることでモチベーションが上がる
- 参考書の質が高く、勉強しやすい
- リスニングやリーディング力を上げることができる
- ビジネスでよく使われる単語が多いため、語彙力を上げることができる
- 開催回数が多いため、自分のスケジュールにあった受験ができる
デメリット
- ビジネスシーンの英語に偏っている
- テクニックを覚えると高得点が取れてしまう
- 時間との勝負になりがち
- マークシートのため、適当に埋めてもあたってしまうことがある
- 英語力と点数が比例するとは限らない
- 受験料が高い
難易度
TOEICの難易度は標準と言われています。
具体的に言うと、中学高校の基礎的な文法を押さえておけば問題ありません。難関私立大の英語のほうがはるかに難しいと言われているくらいです。
それでも難しいイメージがあるのは、時間に余裕がないからと言えます。情報処理速度をいかに上げられるかが、高得点を狙うポイントとなっています。
これは TOEICが仕事や日常会話で使う英語を想定しているからです。
要するに簡単な問題をどれだけ早く正確に解けるか勝負となっています。
勉強法
では具体的にどんな勉強をしたらよいかというと
- 英文法
- 英単語
- 発音
まずはこのあたりから始めましょう。
TOEIC用のテキストは様々なものが売られており、非常によく作りこまれているものが多いので、1、2冊購入して実際に問題に触れてみるのが得点アップの近道です。
よくある質問・疑問
独学でも大丈夫?スクールに通ったほうがいい?
勉強を始めるにあたって気になるところですが、結論から言うとどちらでも大丈夫です。
お金と時間がある場合はスクールに通っていたほうが挫折せずに続けられますが、
TOEICのテキストは非常に良質なものが多く、独学でも勉強しやすいとい利点があります。
TOEIC 900点てどれくらいすごいの?
900点をとれる人は全受験者の約3%です。
そのため、900点を取ることができれば就職や転職にかなり有利です。
英会話ができるようになりたい人はSpeaking&Writingから受けるべき?
いいえ、英語の基礎であるListening&Readingから始めましょう。
こちらがある程度できないと、Speaking&Writingは難しいでしょう。
何点を取ったら転職に有利になるの?
履歴書に書けるのは600点からですが、700点以上だと有利になるところが増えてきます。
まとめ
- TOEIC Listening&Reading testが第一選択
- 自身のない人はTOEIC Bridge Listening&Reading testから
- 独学でもOK
- 転職で有利になるのは700点から
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