今回は飛行機で4時間から6時間で行ける海外旅行先を集めました。
【フライト時間別】4時間以内で行けるおすすめの海外旅行先はこちら。
6時間あると結構いろいろなところに行けちゃいます。
しかも時差の少ないところばかりなので、弾丸旅行でも比較的体に負担がかかりません。
気負わず軽装でショートトリップに行きましょう!
香港
所要時間:約4~5時間
時差 :-1時間
眠らない街と言われる香港は、世界有数の夜景はじめクルージングや光のショーなど夜を満喫できるスポットがたくさん。
香港の定番夜景スポットと言えばヴィクトリア・ピーク。香港の町を見下ろせる山から見た夜景は、世界三大夜景の一つと呼ばれるほど素晴らしいものです。
山頂へはセントラル駅からケーブルカーに乗車して一気に移動できます。このケーブルカーでの移動中の眺めもよく、しばらく森の中を進んだのち、突如まばゆくきらめく不夜城・香港から湾を見渡す絶景が目に飛び込んできます。 山頂には展望タワーがあり、ショッピングモールやカフェなどもあることから観光客の9割近くがこの山に登るともいわれています。
香港湾からのナイトクルーズも人気です。ドリンク片手に海風にあたりながら遊覧の旅を楽しむことができます。
約1時間のクルーズにドリンク一杯付きで3000円~と、価格も手ごろなものが多く、観光客に人気のアクティビティとなっています。世界最大の光と音のショー『シンフォニーオブライツ』は毎晩20時から開催されるので、その時間に合わせてクルーズを申し込むとよいでしょう。
ベストシーズンは秋から冬にかけて。冬でも気温は20度ほどあります。香港の春夏は湿度が高くガスがかかりやすいのですが、冬場は湿度と気温が低いため空気が澄んでおり夜景をより楽しむことができます。
一方、ショッピングが目的の場合は夏と冬のセール時期がおすすめ。年中買い物天国の香港ですが、有名ブランド店も70%オフになったりと更にお得です。
マカオ
所要時間:約5時間30分
時差 :-1時間
マカオへは香港からフェリーで1時間で行くことができます。30分おきに出港しており、予約していなくてもその場でチケットを購入することができます。料金は3800円程。
また、香港の空港から直接マカオへ行く場合はシャトルバスが便利。空港発で乗車時間は30~40分ほど。料金もフェリーより安く日本円で900円前後。5~15分おきと本数が多いのも特徴です。
なおヘリコプターだと約20分で到着しますが、価格はフェリーの10倍以上で5万円を超えます。
香港からマカオへ行くにはパスポートが必要です。香港では香港ドル、マカオではパタカという通貨を利用していますが、マカオでも香港ドルが通用するので両替の必要はなく、香港ドルだけ持っていれば大丈夫です。
マカオといえばカジノで有名ですが、実は30もの世界遺産を抱える世界的な観光地でもあります。イギリスの植民地であった香港と違い、ポルトガルの植民地であったため、香港とはまた異なる雰囲気を味わうことができます。
日帰りも不可能ではないですが、1、2泊出来るとかなり楽しめます。
マカオと言ったらエッグタルト発祥の店として知られる「ロード・ストウズ・ベーカリー」。
1つ120円程のエッグタルトをテイクアウトし、すぐ近くの海辺の散歩道にあるベンチで、アツアツのうちにほおばるのがおすすめ。
聖ポール天主堂は東洋一壮大で美しいと言われた教会の遺跡です。火事で焼失してしまい、現在は一部しか残っていません。建築には長崎を追われた日本のキリシタンも建造に関わったとされています。
年間を通じて平均気温は香港よりもやや低め。冬は10℃を切ることも。また朝晩は冷え込むので薄手の羽織るものがあると便利です。
ベトナム
所要時間:約5時間30分~6時間
時差 :-2時間
ベトナムは大きく三つのエリアに分けることができます。
北部のハノイは1000年以上にわたり栄えてきたベトナムの首都。各時代の歴史的建造物が多く残されています。フランス統治時代の建築物も多く、街にはフランス料理を食べることのできるお店もたくさんあります。
中部のダナンは最近人気急上昇のビーチリゾートです。ホイアンやフエ、ミーソン遺跡などのへのアクセスのしやすさからも人気があります。ホイアンは日本でいうところの京都のような古都。レトロな街並みは世界遺産として登録されています。暗くなるとランタンに光が灯り、幻想的な空間になります。
南部のホーチミンは活気あふれる商業都市。フランス統治時代のコロニアル建築の名残は今も残り、中央郵便局、サイゴン大教会、市民劇場などかつての建造物もいくつか存在しているのでそれらを見学するのもおすすめです。
各都市へは飛行機で1時間程(ホーチミンからハノイは2時間)で移動が可能です。
二都市周遊で全く雰囲気の異なるベトナムを体験するのもよし。
各都市で味付けや名物料理も違うので、食べ比べも楽しいですよ。日本人に合うやさしい味のものが多いのですが、パクチーが使われている確率は推定8割(筆者の体験)。苦手な人にはちょっとつらいかもしれません。
各地域で気温や雨の量が全く違うので、旅行の際には注意が必要です。
北部は大まかに5月~9月が雨季、10月~4月が乾季。冬には気温が15度前後になることも。ベストシーズンは乾季の10月~4月です。特に11月~2月は湿度もだいぶ下がるので、かなり快適に過ごすことができます。
中部は8月~1月が雨季、2月~7月が乾季。中でも9月~12月は特に雨の多い時期となっており洪水などの被害が及ぶ可能性もあります。ベストシーズンは、乾季の2月~7月です。特に6月~7月は気温もかなり高くなるため、夜でも半袖で過ごすことができます。
南部は5月~10月が雨季、11月~4月が乾季。雨季でも一日中雨が降り続けることはまれです。ベストシーズンはやはり乾季にあたる11月~4月です。ホーチミンを観光の目的にするのであれば、中でも比較的涼しい1月~2月がおすすめです。
フィリピン(セブ島・マクタン島)
所要時間:約4時間30分~5時間30分
時差 :-1時間
セブ島は、フィリピン中部にある全長約225㎞の縦に長い島。マクタン島とは2つの橋で繋がっており、合わせてセブリゾートと呼ばれています。
美しいビーチやダイビングスポットだけでなくショッピングセンターやホテルも多彩です。また、スペイン統治時代の遺構、石造りの要塞「サンペドロ要塞」、国内最古の教会「サントニーニョ教会」、冒険家マゼランゆかりの十字架「マゼランクロス」などが見所として知られています。
セブ島南部のオスロブではジンベイザメと一緒に泳げるツアーが人気です。ダイビングやシュノーケリングはもちろん、ボートの上から見るだけでも迫力満点!遭遇率は高く、半日のシュノーケリング付きツアーで1万円5千円程です。
セブ島は、年間の平均気温が26℃前後と1年中温暖です。ベストシーズンは乾期にあたる1月下旬~4月。この時期は快晴の日が多く気温も高い傾向にあり、波も穏やかな日が多いため、リゾートでゆったり気分を味わうにはベストです。
モンゴル(ウランバートル)
所要時間:約5時間
時差 :-1時間
どこまでも続く草原、ゲル、チンギスハーン。モンゴルと聞いてまず思い浮かぶのはこのあたり。モンゴルは観光地化されておらず、夏は40度、冬は-40度という過酷な環境であることも、旅好きの多くが未踏の地となっている理由の一つです。
しかし意外にもビザなし、複雑な手続きは一切不要で行けるのです。また親日家が多いことでも知られています。
食事は豚や鳥より羊の肉が多く使われることから、好き嫌いが分かれそうです。
モンゴル南部に位置するゴビ砂漠は、夏は暑く、冬はマイナス45℃近くまで下がる過酷な環境下にあります。
朝晩の寒暖差も激しく、快適な観光は期待できないかもしれません。
しかし、ここでしか見ることのできない貴重な景観は、そんな過酷な状況を忘れてしまうくらい素晴らしいものです。
ツーリストキャンプなど観光客が泊まれるようになっているゲルもあり、そこで見るこぼれんばかりの満天の星空は、何にも代えがたい記憶となるのではないでしょうか。
物価は非常に安く水は20円程、他のものも日本の半分以下の値段で購入可能なため、お土産屋ショッピングを十分楽しむことができます。
お土産を買うならウランバートルの目抜き通りにある「ノミンデパート」がおすすめ。人気のカシミア製品や手袋などの革製品、フェルトの小物、馬頭琴などあらゆるものが販売されています。
馬頭琴て、スーホの白い馬で出てきた三味線みたいな楽器にゃ
ほかにも東京ドーム46個分の広大な敷地を持つチンギスハーン像テーマパークや多くの国立公園、ユネスコ世界遺産「オルホン渓谷の文化的景観」の構成要素となっているエルデネ・ゾーなど、見どころはたくさん。
たまにはちょっぴりディープな冒険に出かけてみたくはありませんか?
次回は6~8時間で行ける海外旅行です。
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