レンズによるボケ方の違い【自分好みのボケ具合】

カメラ

 

前後をきれいにぼかした写真を撮りたい!

 

一眼レフやミラーレス一眼を買った人がやってみたい「前ボケ」と「背景ボケ」。

 

一般的にF値が小さいほど、被写体の前後をぼかすことが出来ます。

 

設定やモードによって変えることもできますが、今回はシンプルにレンズの違いを見てみましょう。

 

同じ場所から3つのレンズで撮り比べてみました。

 

 

 

 カメラのセッティング

 

一番奥のカボチャを0㎝地点とします。

そこから20㎝間隔で眼鏡タマゴ、フクロウ、サボテンと3つの被写体を置きました。

 

カメラは一番手前のオリンパスのキャップの場所、最奥のカボチャから100㎝の地点にセットします。

 

真ん中のフクロウさんに焦点を当てて写真を撮り比べてみます。

 

 

 

ちなみに、左側の真ん中辺りだけなんとなく明るいのは分かりますか?

この部分にはレフ板代わりの画用紙を置いています。

100円均一で手に入るので、用意しておくと便利です。

 

 

使用したカメラはオリンパスのOMD EM5 MarkⅡです。

 

 

 

 レンズによるボケ方の違い 45㎜ F1.8

 

40㎝のラインに焦点を当てています。

という、フクロウからピントが外れていた言い訳

 

手前ボケ、背景ボケ共にしっかり出来ています。

一方で、全体にピントを合わせるのは難しくなります。

 

画角が狭いのにもメリット・デメリットがあるところ。

余分な部分が写らないというメリットの一方で

色々なものを撮りたい場合には、自分があちこち動かねばなりません。

真上からの場合は、椅子や脚立に乗らないと入りきらないことも。

 

 

使用したレンズはこちら。

 

 レンズによるボケ方の違い 25㎜ F1.8

 

フクロウ全体にピントが合っています。

同じ場所から撮影したのにもかかわらず、背景に違いがありますね。

程よい画角とボケ具合で使いやすいレンズです。

 

最初に店員さんに勧められて購入したのがこのレンズでした。

どのメーカーでも、2万円前後で手に入る似たようなレンズがあります。

 

今回使用したレンズはコチラ。

 

 

キャノンのミラーレスだとこちらが近い感じ。

 レンズによるボケ方の違い 30㎜ F3.5(macro)

 

最後はF3.5のマクロレンズです。

前後のボケ具合だけでなく画角もだいぶ違います。

 

マクロレンズは被写体に近寄り、細部まで撮影できるのがポイント。

葉っぱの水滴などの撮影で見たことがあるかもしれません。

普段のスナップやテーブルフォトにも幅広く使える、意外と便利で頼りになるやつ。

欠点はやや値段が高めであること。

 

もう1つ明るいレンズ(F2.8)も検討したのだけれど、予算オーバーで断念。。

でもやっぱり欲しい。

これが俗に言うレンズ沼っていうやつなのね。

 

 

 

今回使用したレンズはこちらです。

 

 高いレンズと安いレンズの違い

マクロレンズにて撮影。プリントされたニセ木目調の壁紙の粗まで写る。ゴミやホコリも良く写る。

 

レンズの価格はピンキリ。

一体何が違うのでしょうか。

 

 

高いレンズと安いレンズの違い① F値

 

一般的にF値が小さい(明るいレンズ)ほど値段が高くなる傾向があります。

特にF2.0未満は一気に価格が上がってきます。

安いからとF値が大きいレンズを買うと、結局使い道がなかったりする。

 

 

 

高いレンズと安いレンズの違い② レンズの素材

 

安いレンズはプラスチックがメインで作られており、見た目もややチープ。

軽いというメリットはあります。

高いレンズは、金属で作られており、堅牢性が高いのがポイントです。

 

 

 

高いレンズと安いレンズの違い③ 防塵防滴や手振れ補正などの機能

 

良いレンズになるとレンズに防塵防滴機能や手振れ補正などの+α機能がついているものもあります。

こうした機能は便利である一方、レンズの値段を高価にします。

 

 

 

高いレンズと安いレンズの違い④ 解像度(画質)

 

カメラの画質と言うと画素数が真っ先に思い浮かびます。

しかし、レンズによっても画質に差が生まれるんです。

明確な指標はないようですが、安いレンズのほうが解像度が低い傾向があります。

 

 

 

高いレンズと安いレンズの違い⑤ ゴーストやフレア

 

高いレンズほどゴーストやフレアが出にくくなります。

これは失敗写真になりにくいという事。

初心者ほど良いレンズを使ったほうが失敗は少ないと言われるのはこれが理由です。

 

一方で、ゴーストやフレアは写真の味にもなります。

敢えてこれらを出すためにオールドレンズを使う人もいるので、一概に悪いものとは言えません。

 

 

 

 

 レンズ購入前にレンタルで確認してみよう

 

 

どんなレンズを使ったら自分の撮りたい写真が撮れるのか。

イメージだけでは難しいのが現状です。

かといって試しにポンポン購入できるような値段じゃないのがレンズ。

 

 

そんな時はカメラ、家電、ガジェットのレンタル【Rentio】を利用してみるのも一つです。

旅行や運動会などイベント時にしか使わないのであればなおのことレンタルのほうが安く気軽に利用できますよ。

気に入ったらそのまま買取も出来ちゃうのも便利。

 

まずは気になる商品があるか見てみましょう。

最新家電も勢ぞろいで、見ているだけでも楽しいですよ。

 

 

 



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